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宅建で得られるたくさんのメリット!~就職から業務活用、多方面で大活躍~

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宅建を目指す方なら誰しも気になるポイントが「宅建を持っていると、どう役立つのか?」と言うところ。

せっかく苦労して試験に合格しても、役に立たなければ意味がありませんから、当然の疑問です。

今回は、そんな皆さんに対して宅建が役立つ場面を紹介します。

 



一番気になる!宅建って就職に役立つの?

宅建取得を目指す方の中で、毎年必ず上位に食い込む動機が「就職」です。

実際、宅建は不動産業界で必須の資格と言ってよく、就職にはかなり有利に作用します。

社内の有資格者の数によっては、40過ぎ未経験者でも欲しいというケースもあります。

 

業界内でも有資格者が少ないと言う現実 ~宅建の合格率は高くない~

不動産業界で宅建士が歓迎される理由は1つ。

「社内で宅建を持っている人が少ないから」です。

不動産業で働いたご経験がない方は、

「えっ。業界人が宅建持ってないってどういうこと?」

とさぞや疑問に思われるでしょう。

 

理由は人によって異なりますが、直接の要因たったひとつ。

「合格率15%程度とかなり低いから」です。

 

宅建がないと不動産業は成り立たない! ~宅建士が就職に有利なワケ~

不動産業は宅建士なくして成り立ちません。

それも、社長が持っていればそれで解決と言うような甘い話ではなく、不動産業を営むなら

1か所の事務所に宅建士1人。

同時に働く従業員5人につき最低1人の割合を維持すること。

が宅建業法により義務付けられています。

 

宅建業法に違反すると最悪の場合営業停止となりますから、不動産業において社内の宅建士は1人でも多く欲しいというのが実情。

 

宅建が就職に有利に働くのも、当然の話だと思いませんか?

 

宅建があってよかった! 宅建士が感じた有利なポイント3選

宅建を持っていて有利だと感じるケースは、不動産業界への就職だけではありません。

就職後はもちろん、日常生活でも意外と有利に扱えます。

 

宅建があると給料が増える!~入社1か月目から手当てがもらえる~

宅建を持っていて一番有利に働くのは、「給料」に関する問題です。

 

不動産業界の大半は営業職・事務職問わずに宅建有資格者に対して資格手当を支給しているため、宅建を取得してから業界に飛び込むと、初任給から手当てを受け取る事が可能です。

 

毎月の手当として支給されるので、年収ベースで見るとかなり有利ですよ。

 

独占業務で大活躍! ~頼りにされる宅建士~

ご存知の通り宅建は国家資格。

それも名前だけの名誉資格ではなく、不動産取引で必ず行う重要事項説明や契約書への記名などは「宅建士だけが行うことができる独占業務」です。

 

不動産業界でも他の業界同様に、日々たくさんの契約が締結されますから、宅建を持っていると様々な人から「重説お願い!」と頼まれます。

 

宅建を持っていると「自分の仕事」を見つけるのにとても役立ちます。

新入社員なら、それだけで有利です。

https://takken-dokugakugokaku.com/?p=164

 

 

宅建の知名度はとっても高い! ~営業シーンでの安心感~

不動産業界における宅建のメリットはまだまだあります。

例えば、営業シーンなどで手渡す名刺。

宅建を持っている人なら、当然名前の横に「宅地建物取引士」と記載されます。

これって実はかなり有利なこと、ご存知でしょうか。

 

宅建は言うまでもなく超大型資格。

特に、30代以降のビジネスマンには知名度抜群です。

不動産取引の際に「宅建士」と刻まれた名刺を手渡すだけで、ある程度の「安心感と信頼感」を持ってもらえることも珍しくありません。

多くの人は宅建が難しい試験である事も知っていますから、「この会社は自分との取引を大切にしてくれている」と感じることも。

いずれにしても宅建持ちにとって有利ですよね。

 

おまけ ~宅建は身分証としても使えます~

これはちょっと変わった使い方ですが、宅建に合格することでもらえる「宅建士証」は県知事の印が押されたカード。

ちょうど運転免許証くらいの大きさです。

公的機関が発行した証明書なので、身分証として使う事もできるんですよ。

ネットカフェや買取契約などで提出すると「えっ?」という顔をされることもありますが、ちゃんと身分証として機能します。

私の宅建士証が↓です。

 

 

また、女性の方の場合は婚活で有利に働くことも。

ビジネスマンは大抵宅建を知っているのでビジネス系の話題として取り上げられますし、不動産業で働く男性には間違いなく好印象でしょう。

また、不動産鑑定士などハイクラスな方とお話する時にも役立ちますよ。

「誰でも知っている」というのは思いのほか有利。

変則的な使い方も時として「アリ」でしょう。

 

 


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宅建でわかる業界用語 ~「理解できる」ことへのアドバンテージ~

不動産取引は金額的にも大きく、契約までの過程に様々な専門知識が必要です。

当然、専門用語も多数登場しますから、未経験者や新入社員がいきなり理解するのはとっても大変。

突然「35条書面」や「37条書面」、「専属専任媒介契約」などと言われても、何のことやらさっぱりですよね。

 

でも、実は宅建持ちなら、こんな業界用語は朝飯前。

わかってないと合格できませんから当然です。

 

不動産屋のお客さんはある程度の知識を持っている!

先ほど例に挙げた35条書面などの業界用語は、主に社内で使われる用語です。

お客さんから言われることは比較的珍しいと言えます。

ところが、この業界はお客さんとの会話で別の業界用語が登場する事も珍しくありません。

 

例えば、来店したお客さんから

「家を建てるなら低層住居専用地域と中高層住居専用地域ってどっちがいいの?」

と聞かれたらどうでしょう。

素人同然の新入社員ではとても対応できませんし、ベテラン従業員の中にも内心不安な方はいるでしょう。

 

(特に不動産の売買契約において)不動産屋に来るお客さんは、素人といってもある程度勉強した方が多いのが特徴。

自分なりに下調べをしてきます。

先ほど例に挙げた質問は用途地域に関するもの。

宅建の勉強を積んだ方なら誰でも知っていることの1つです。

 

しかし、宅建に触れたことがない方はこれがわからない。

不安を感じた事が表情に出て、すぐ相手に伝わってしまいます。

当たり前の話ではありますが、自身の専門領域において戸惑いを見せた営業マンは信用されません。

このような質問に窮する事があっては、成約率に大きな影を落とすこととなるでしょう

 

まとめ

宅建士は不動産業界において就職はもちろん、就職後の業務に関してもとても役立つ資格です。

営業職は当然のこととして、事務職においても活躍する場面は多々あります。

 

また、業界用語に関しては宅建さえ取っておけば全て理解できるというものではありません。

しかし、宅建を理解していることで得られるアドバンテージは大きく、完全ではないにせよ7割方は理解できるようになるはずです。

新入社員なら同期に大きく差をつけられますし、ベテラン社員としては名刺に箔をつけられます。

宅建は不動産業界を志すなら必ず取るべき資格です。

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