宅建に合格したら

宅建資格って役立つの?宅建士が教える不動産業界5つのポイント

更新日:

宅建資格がないと就職できない!っていうわけじゃない不動産業界。

でも不動産業界で働くなら宅建士は取った方が良いというイメージがありますよね。

今回は宅建士資格がどう役にたつかをまとめました。



「不動産の仕事ってどんなもの?」不動産屋の営業内容

不動産屋って、スーパーなどと違ってそう何度も通いませんよね。

これから宅建士を取得して働こうという方には営業内容に対する不安もあるでしょう。

そんな方を対象として宅建業の内容をご紹介します。

 

業務内容は一般社員と変わらない。独占業務は宅建士のみが行う。

最初に結論を述べてしまいますが、不動産営業の世界において、

宅建士とそうでない人の業務内容にほとんど違いはありません

不動産営業が行う仕事の内容を大まかに説明すると、

1、顧客に対してヒアリングを行い、適切な物件を提案
2、候補となった不動産を実地案内(ここで運転免許が必要に)
3、最後に契約書を作成、重説を経て契約成立(ここで宅建主任者証が必要に)

といった流れになります。

宅建士が必要になるのは最後の契約締結段階ですから、

顧客に対する営業トークや物件案内は、

「宅建士であろうがなかろうがしなければならない」という点はしっかりと抑えておきましょう。

不動産営業の世界も他の営業職と同様に、「営業成績があってはじめて評価されるのです。

職場環境などにおいては、宅建免許に過度な期待はできません。

宅建士最大のメリット!歴然と違う年収

不動産業の常識「宅建士手当」。

年収アップは、宅建士最大のメリットと言って良いポイントです。

不動産業の求人をいくつか見ていただければ理解できるのですが、

どの求人にも営業職ならほぼ例外なく「資格手当(宅建士手当)」という項目が付与されています。

この宅建手当、金額は企業によりまちまちですが、

「地方企業でも1~2万円、高いところだと5万円以上もの手当」が相場です。

毎月の手当なので無資格者と比較すると「年収換算で数十万円の違い」となって表れ、

宅建士年収の大幅増額に貢献します。

 

営業手当で更にアップ!

前述したように、「宅建士は他の従業員同様に営業も行う」点に違いはありません。

不動産業の世界は営業成績による影響が他の業界よりも大きく、

年収に対してダイレクトに現れるので、宅建士として独占業務をこなす一方で営業成績を上げ、更に年収をアップさせる事も十分に可能です。

詳細は後述しますが、不動産の世界においては「宅建士である方が業務を円滑にこなせる」ので、

無資格者と比較して「営業成績も上げやすい有利な立場」に立つことができます。

 

昇進条件でグーンと年収アップ。宅建士が無ければ昇進できない?

最後に紹介する年収メリットは、「宅建士がなければ昇進できない企業がある」点です。

これまで、不動産営業職の成否は「営業成績による」と述べてきました。

確かに、これは一般従業員としては真実であり、

営業成績によって職場の居心地の良さが左右される点は間違いありません。

 

しかし、「昇進に関しては話が別」です。

 

企業によっては「昇進考査において、宅建士有資格者であることを義務付けている」ケースもあり、宅建の有無は昇進において大きく影響を及ぼします。

もちろん、企業によっては宅建士でない管理職を配置するケースもありますが、

宅建士を取得しない管理職はやはり少数派です。

少なくとも、企業は昇進考査において「宅建士資格以外の点で同じ条件(営業成績、勤務態度、心象等)の人が2人いれば、間違いなく宅建有資格者を管理職に指名」するでしょう。

昇進による年収の増額はかなりのものです。

人によっては宅建士を持っているかいないかで、「100万円以上もの年収差」が出てくる場合もあるでしょう。

 

無資格未経験者「営業成績残せます!」 ~あなたはどこを信じます?~

宅建士は転職においてもかなり有利に働きます。

特に業界未経験者の場合は、「宅建士」を取得している事で、

面接時により説得力のあるアピールが行えるでしょう。

 

モデルケースで考えよう「宅建士の転職メリット」

この点を理解するには、モデルケースがあるとわかりやすでしょう。

例題:貴方は不動産会社の採用担当。ある日、業界未経験のAさん(有資格者)とBさん(無資格者)が、不動産営業職に応募しました。2人の前職はともに他業種の営業職。

 

2人のそれぞれのアピールポイントは以下の通りです。

 

Aさんのアピール
1、宅建士を取得しており、宅建業法に堪能。従って業務習得が円滑に進む。
2、営業が得意で収入を上げようと転職を決意。業務に集中するため事前に宅建士資格を取得。

 

Bさんのアピール
1、これまでの業務でも周囲からの評価は良好だった。仕事を覚えるのも早い方。
2、不動産業の年収に魅力を感じて転職を決めた。宅建士はこれから取得する予定。

 

ここに挙げたアピールポイントの論点は、AさんもBさんも同じです。

1つ目は業務を覚えるのが早い点をアピールし、

2つ目は稼いで企業に貢献する意欲を主張しています。

もし貴方が採用側の立場ならどちらを選択するでしょう。

おそらく、多くの方がAさんを採用するはずです。

 

転職するには、「自身がどう企業に貢献できるかをアピールする事が重要」ですが、

宅建士を有していれば、「資格を根拠に立ち位置や動機を明確にし、より説得力のあるアピール」が可能です。

 

仮に、Bさんが言う「前の会社で評価が良好だった」これが事実だとしても、

それを証明する担保がありません。

なんの根拠もなしに、わずかな面接時間で相手を納得させるのは大変です。

 

ここが違うよ宅建士。~持っていないとこんなデメリットが~

宅建士には「独占業務」があります。

不動産営業において、「顧客の気に入る物件を見つけて契約締結の意思を固めるまで」は宅建士であろうとなかろうと違いはありません。

ただし、不動産業界は顧客が契約の意思を示したから直ちに契約成立というわけではなく、

その過程に必ず、以下の3つの過程を経る事となります。

 

・「重要事項説明書の記名・捺印」
・「重要事項説明書の説明義務」
・「契約書への記名・捺印」
※(重要事項説明とは、契約前に物件に対する状況を説明する重要な行為です)

 

この3つの業務は、必ず宅建士が行わなければならず、それ以外の人が行うと宅建業法違反」として処罰されます

不動産業界において宅建業法違反は少なからず悪影響を及ぼしますから、

宅建有資格者を求める傾向は当然の流れです。

 

宅建を持っていないと一人で完結できない

さて、不動産の契約の締結が「宅建士」なしでは完結できないことはご理解いただけたでしょうか。

つまり、宅建を持っていない人は「業務の途中で誰か他の宅建士に独占業務部分を依頼する事となる」わけです。

事務職の人が宅建士資格を保有していればその人に任せれば済む話です。

しかし事務職の人が持っていない場合、

「他の営業職の人を呼び出して、重要事項説明を行ってもらわなければならない」

というデメリットが発生します。

つまり…

・繁忙期で宅建を持っている営業職の人が外回りに出ていたら?
・宅建士が自分の契約を優先して、重説等を後回しにされてしまったら?
・重要事項説明で、自分なら話題に挙げる部分を伝えてくれなかったら?

等々、様々な不安要素が発生します。

 

また、いくら会社の数字を上げるためとはいえ、

「本来なら宅建資格者の人が、自分の営業のために使える時間を割いてもらう」

わけですから、同僚としては申し訳ない気持ちになる事でしょう。

最初の方で、「宅建士である方が業務を円滑にこなせる」と主張した理由の1つは、ここにあります。

不動産業界は宅建を持っていないと、

営業過程で余計なタイムロスが発生してしまうのです。

 

事務職も快適!独占業務と管理業務の合わせ技

宅建資格は、営業以外の現場でも活躍します。

「宅建を持っていない人」の部分で軽く触れたように、

 

「営業の人が持ってきた契約を、有資格者の事務職として完結する」

 

ことができるからです。

営業の人は営業に集中したいものですし、営業以外である事務の人も重説を行う事で相互の時間効率を高める事ができます。

また、本来の経理業務や管理業務等の営業以外の仕事に加えて、「独占業務という引き出し」が増えるので、単純に社内での活躍機会も増加します。

 

一方、年収におけるメリットも見逃せません。

不動産企業の多くは事務職の人にも「宅建士手当」を付与してくれますから、年収ベースで考えても上昇が見込めます。

不動産業の事務は売買か賃貸かで大きく異なりますが、

特に賃貸業においては営業以外の宅建資格者も重宝されるでしょう。

 

いてくれるだけでいいの。宅建士の「設置義務」。

宅建士には独占業務の他に「設置義務」という条件が付与されています。

 

不動産業は「事務所」において最低1人、従業員5人ごとに宅建士1人という割合を固持しなければ、宅建業法に抵触します。

 

したがって、事務職など営業以外の人であっても「宅建士」というだけで存在価値が生まれるのです。

もちろん、入社したての会社が宅建士不足にあえいでいるというケースは稀ですが、

長く務めるとそういう場面にも遭遇するかもしれません。

会社の危機を守るためにも、不動産業で働くなら宅建資格の取得は強くオススメします

 

おわりに

このように、不動産業で働くならば「宅建士」は必ず意識すべき資格です。

取得は簡単ではなく、それなりに困難が伴いますが、

不動産業で働くならばかけた時間以上のリターンは見込めるはずです。

 

おまけ

宅建士の仕事はわかったけど具体的にどんな企業があるの?

実際に不動産業界で働きたいなら当然出てくる疑問ですよね。

業界最大手のリクナビNEXTなら不動産業界の求人が数多くあります。

無料で利用できますので興味があるならぜひ参考にしてください。

 

リクナビNEXTはコチラから

 

 

-宅建に合格したら
-, , , , , , ,

Copyright© 初学者でも受かる!宅建独学合格塾! , 2019 All Rights Reserved.