宅建合格体験談

宅地建物取引士の勉強方法と未来像【受験体験談】

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宅建士を取得した理由

私は仕事で住宅関連の工事請負を中心に行っているのですが、近年ではマンション用地や建売用地などの仕入れや分譲マンションの販売や賃貸物件の仲介など、不動産に関わる業務が増加してきました。

そのため、不動産を取り扱うためにも宅地建物取引士の資格が必須ともいえる状況です。

もちろん、入社時にはこの資格の説明も受けておりいずれは取得しなければならないという事になっていました。

なお、基本的には入社してから数年の経験を積んだ後に、独学で取得する社員が多いです。

 

ちなみに、同じ部署内の先輩はもちろん、社内でも宅建士を取得している社員の割合は多い事や、同期の中でも取得した者や勉強を始めている者も多く、取得しなければならない雰囲気はかなり感じていました。

また、プレッシャーを与えてくる上司もいましたね。

資格を取得する事で毎月の給与時に手当(2万円)として支給される事もあり、こういった理由から宅建士取得を目指す事になりました。

 

勉強で苦労・工夫したポイント

宅建士の試験は、民法(権利関係)と宅建業法、法令上の制限と税・その他分野の4つの項目に分かれて出題されます。

 

宅建業法や税・その他分野に関しては、不動産に関する日常業務をこなしていれば、意外と理解しやすいといえます。

一方で、民法(権利関係)や法令上の制限は、民法の全体像について出題となるために、法律の知識がない、馴染みの無い方にとっては非常に難しく感じると思います。

 

勉強方法については、参考書と過去問題集を基本的に使います。

先ずは参考書を一読して宅建士の試験内容を把握します。

この時、無理に暗記しようとせずに、一通り読破する事がポイントです。

余力があれば数回に渡って読み込む事もおすすめです。

 

次に、実際に出題された過去問題に取り掛かります。

過去問題を解く上で大切な事は、解けた問題に関してはそのままで、解らない問題については参考書で調べてノートなどにまとめておく事です。

全て理解しようとしてまとめていたら時間が掛かり効率が悪いです。

また、覚えにくい用語などがある場合には、持ち歩きに便利な単語張などに記入しておく事で、通勤時間や外出先でも覚える事ができますのでおすすめです。

スマートフォン等を使って勉強できる教材だとこの点は楽でいいかもしれませんね。

 


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試験当日の様子と試験結果

試験当日は特に勉強しませんでした。

行った事といえば、会場までの道中や試験開始までの時間に、単語張にメモしてある用語などの確認と参考書を軽く読む程度です。

必要以上に覚えようとすると、かえって忘れてしまいそうな気がします。

ですので、詰め込むのではなく、軽く見直す感じで行う事をおすすめします。

ちなみに周囲の方も、待ち時間はほぼ参考書なりノートを見て確認していました。

 

また、試験日は基本的に日曜日の午後に行われますので、公共交通機関は混雑しがちです。

それに、試験会場の多くは大学での実施です。大学はキャンパスが広いですので試験場所を探すのもちょっと大変です。

そのため、試験開始時間の1時間前までには会場入りして余裕をもって試験を迎える事をおすすめします。

そして気になる結果は、感触的にはぎりぎりの感じだったのですが、1回目の受験で何とか合格する事ができました。

 

合格して変わったこと

宅建士を取得する事ができて、周囲からもある程度は認めらてきた事と、手当が支給さた事で今のところは満足しています。

 

とはいえ、宅建士は資格の登竜門と言われているとおり、この資格取得後に他の資格へステップアップして先輩も多いです。

さらには、不動産業界そのものは景気に左右される事が多いのですが、国内での土地の売買や住宅やマンションなどの建設など、この先々もとどまることは無いと思います。

宅建士を所有する事で不動産業界ばかりではなく、金融や保険など宅建知識が求められる業界での活躍も容易となり、転職など仕事の幅を広げる事も容易となると考えます。

 

そういった事も踏まえて、この先々には自分の価値を高めるためにもマンション管理士などの管理業務に役立つものや、不動産鑑定士やファイナンシャル・プランナーといった資産管理や税金対策に役立つ資格の取得に挑戦して、さまざまな分野の業務へチャレンジしてみたいと考えています。

 

管理人「はるめりR」から一言

宅建士持っていないと職場からのプレッシャーを感じますよね。

勉強量がものを言う資格なので、多少無理してでも短期間で頭に詰め込むのが効率いいですよね。

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