宅建の試験について

宅建講座で使えるお得な給付金制度について

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「宅建に興味はあるけど、講座費用が高くて手が出ない。」こんなお悩み、ありませんか?

そんなお悩みをお持ちの方にオススメしたい制度が「教育訓練給付金」です。

教育訓練給付金制度は、国が資格を取りたい人の為に実施している公的支援政策。

支給要件が緩やかですから多くの方が利用できますよ。



教育訓練給付金制度の内容ってどんなもの?

教育訓練給付金制度は、「雇用保険法」という法律に基づいて実施される、「資格を取りたい人を対象とした」給付金制度です。

雇用の促進及び就職の安定を目的として実施している制度なので、失業中の方はもちろん、現在就職している方でも利用することができるんです。

 

教育訓練給付金制度の内容1:受給に必要な条件は?

教育訓練給付金を受給するためには、

 

①現在雇用保険法上の一般被保険者であること(つまり、雇用保険に加入している会社で働いている人)
②講座受講日の前の日から起算して、1年以内に働いていた人(①であった人)

 

のどちらかを満たす人でなくてはなりません。

 

また、過去「教育訓練給付金制度を利用したことが無い方は1年、利用したことがある方は、前回の受講日から3年ほどの雇用保険に加入していること」が条件となっています。

(ただし、離職した人で前回離職日と現在の雇用日の間が1年以上空いていなければ、期間を通算することができます)

 

教育訓練給付金制度の内容2:金額は?どんな風にもらうの?

支給金額は「講座の受講に要した費用 のうち20%で、上限額は10万円」です。

支給方法は原則として「後払い」であり、対象となる講座を修了した日の翌日から起算して、1か月以内に「教育訓練給付金支給申請書」及び「教育訓練を修了した証明書」という2つの書類を、「管轄公共職業安定書の長」に提出します。

教育訓練を修了した証明書は受講した資格学校から交付されますが、ただ受ければ良いというものではなく、「一定の成績」を残さなくては交付されません。

 

大手資格学校「TAC」の充実カリキュラム ~講座に対策、模擬試験~

大手資格学校である「TAC」は、教育訓練給付金制度の対象となる宅建講座を実施しています。

2016年度は1,216名もの合格者を生み出すなど、信頼度も抜群。

対象講座の種類も多いので、私としては最もオススメしたい資格学校です。

 

価格比較「TAC」の4つの通信講座

TACの教育訓練給付金制度の対象通信講座は、以下の4つです。各カリキュラムごとにDVDとWEBの2つのコースに分類されており、学習スタイルに応じたコース選択が可能となっています。

※()内は教育訓練給付金適用後の参考価格(割引や価格改定により変動アリ)

 

〇総合本科生Splus…DVD通信199,000円(159,400円) WEB通信185,000円(148,000円)
〇総合本科生S…DVD通信169,000円(135,200円) WEB通信158,000円(126,400円)
〇総合本科生…DVD通信147,000円(117,600円) WEB通信138,000円(110,400円)
〇速習本科生…DVD通信120,000円(96,000円) WEB通信112,000円(89,600円)

 

各講座の特長と分析

教育訓練給付金は性質上、100万円までであれば受講料が高額な講座ほど大きな恩恵を受ける事ができる点が特徴です。

TACの給付金対象講座は4種類ですが、価格的に比べて内容が驚くほど充実しており、どれを選択しても損はないと考えられます。

 

確実な合格のためには「総合本科生Splus」

給付金制度を利用する方の多くは、宅建初学者であると思いますので、「総合本科生Splus(全68回)」がオススメです。

通常の学習カリキュラム(全26回)に加えて、学習後期は応用問題や直前答練(計7回)を中心に行い、幅広く知識を習得する事ができます。

 

また、宅建は過去問中心の学習スタイルを取ることとなるため、Splusならではの「過去問答練講座(全13回)」や「解法テクニック・直前講座(計7回)」は非常に有用です。

まさに確実な合格を期す受講生の為に用意された資格講座だと言えるでしょう。

 

ちなみにTACでは学習後期に全てのコースで「全国公開模試」を実施しており、自身の学力がどの程度合格に近づいているかを確認することができます。

「総合本科生Splus」を選択した受講生の多くは、模擬試験で合格確実とも言うべき高得点をたたき出しており、本講座のポテンシャルの高さを示す客観的な証明となっています。

 

TAC「総合本科生Splus」の修了条件と、給付金適用後の参考価格

「総合本科生Splus」コースは、DVD講座なら教育訓練給付金により「39,600円」支給されるので、「159,400円」での受講が可能です。

なお、給付金を受給するための修了条件は、「修了試験での正答率が60%以上」と「修了日までの添削答案提出率が80%以上」であることです。

 

とにかくスピード合格を目指す方には「速習本科生コース」

〇「数か月以内で合格したい」
〇「本年度中に資格が欲しい」

といった方を対象に作られたTACのスピード学習向けカリキュラムが「速習本科生(全38回)」コースです。

 

合格のために必要な基礎知識を身に着けるための全26回の講座に加えて、応用答練3回に直前答練4回を加えた、無駄のない最短経路ともいうべき学習構成となっています。

また、通常の本科生同様に学習の途中で随時ミニテストや「基礎答練+解説講座(4回)」を実施、直前期には本科生と合同に行う「TAC独自の全国公開模試」を利用する事が可能です。

 

「速習本科生」コースは比較的コンパクトにまとめられた講座ですから、「総合本科生Splus」のような幅広い応用性は身につかないかもしれません。

そのため、宅建で毎年出題される「難問」に対する対応力は、自身で身に着けることになると思われます。

ですが、宅建は本来「全問正解」しなくてはいけない試験ではありません。

本講座で学べる合格するために必要な「基礎的な問題」をしっかり学習して身に着けることで、十分に合格は狙えるでしょう。

 

TAC「速習本科生」の修了条件と、給付金適用後の参考価格

「速習本科生」は、DVD講座が「120,000円」なので、教育給付金支給分である24,000円」を差し引くことで、実質「96,000円」で受講する事が可能です。

10万円以下というお手軽価格で受講できるので、とてもリーズナブルな講座だと言えるでしょう。

修了条件については、「総合本科生Splus」と同様です。

 


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新進気鋭の宅建講座「フォーサイト」

フォーサイトは、格安宅建講座として急速にシェアを広げている資格学校です。

老舗資格学校であるTACやLECとは180℃異なった毛色を持つ資格学校ですが、その実力は凄まじく、公式サイトに「2016年におけるフォーサイト指定講座の利用者の63.3%が宅建合格を果たした」とまで記載されています。

 

対象講座は「バリューセット2」のみ

フォーサイトの教育訓練給付金対象講座は種類が少なく、「バリューセット2」の「DVDコース」もしくは「DVD+CDコース」のみです。

料金は以下の通りになります。

 

〇バリューセット2 DVDコース…93,150円→54,500円  (43,600円)
〇バリューセット2 DVD+CDコース…113,150円→59,500円 (47,600円)

 

フォーサイト講座の内容分析

フォーサイトが行うバリューセット2コースは、初学者に配慮して「とっつきやすい科目から」をテーマに実施しています。

参考書の一部にマンガ読本を導入して学習の土壌を作り、各種参考書が学習スタイルの確立や、合格のために必要十分な情報を補うスタイル。

受講生の心理を理解した、ストレスのない学習スタイルが人気を博しているようです。

 

フォーサイトで行われる科目ごとのカリキュラム内容は、王道とも言うべき「基本講座→過去問講座→直前講座」といった流れの、しっかりとした体形を採っています。

講義DVDは9枚、CDは15枚と大手資格学校にも引けをとらないボリュームを有しており、非常にコストパフォーマンスが高いカリキュラムだと言えるでしょう。

 

利便性を追求したeラーニング「道場破り®」 ~スマホやタブレットでも受講可能~

フォーサイトが人気を呼んでいる理由には、時間と場所を問わないeラーニングの「道場破り®」も一役買っています。

「道場破り®」はスケジュールの自動設計や確認テスト、講師への質問メール等の機能が充実した素晴らしいソフトウェア。

 

おまけに「選択したコースの講座をストリーミング再生orダウンロードすることができるので、スマホやタブレット端末で閲覧可能」という長所を持っています。

時間と場所を問わない学習スタイルが取れるため、「通勤の合間に学習したい」といった方にも人気です。

 

フォーサイトの修了条件と、給付金適用後の参考価格

なお、フォーサイトの受講料はキャンペーン中なので、キャンペーン適用後の価格から給付金が計算されます。

(DVD+CDコースの場合は、11900円が支給、実質47,600円で受講可能)

 

フォーサイトで教育訓練給付金を受給するための「修了条件」は、「道場破り®で行われる実力テストで全回80%を取得する」というものです。

ただし、この試験は何度でも挑戦できるので、そう難しいハードルではありません。

 

まとめ

資格学校の講座学習は、数十万というお金が必要です。

参考書と過去問だけで行う完全独学よりもコストが高くつきますから、教育訓練給付金はとても大きな存在ですよね。

給付金対象講座で人気のTACとフォーサイトですが、両者の性格はまるで異なります。

 

また、私が使用したスタディング(旧 通勤講座)は教育訓練給付金対象ではありませんが、2万円程度で受講ができる優秀な教材です。

給付金を受けるより安く受講できますのでぜひ一度確認して欲しいですね。

資格勉強は自分にあったスタイルを取る事が合格への最短ルートですから、好みの講座を選択すると良いでしょう。

https://takken-dokugakugokaku.com/?p=295

 

 

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